１人ご飯が多いので、よく残ったオカズは冷凍する。

スパゲッティや焼そばも、そのまま凍らせて、
レンジで解凍すれば、普通に食べられるので、
大目に作っておいて、翌日の１人ご飯にする。

この間、そうめんを多くゆですぎてしまった。

ボーッとしていて、３束ゆでるつもりが、
４束ゆでてしまったのだ。

残ったそうめんをそのまま冷蔵庫に保管でもいいけど、
しばらくは１人ご飯の予定がなかったので凍らせることにした。

うどんだってゆでた状態で凍らせてるし。
食べる時にサッとお湯でゆがけば大丈夫でしょう。

そして、１人ご飯の日。

ビニールに入れ、凍らせたそうめんを取り出し、
ふっとうしたお湯の中へ入れた。

しかし、平らな状態で凍らせなかったせいか、
なかなか中の方が溶けてくれない。

外側から徐々に徐々にほぐれていくそうめん･･･。

最初の方にほぐれたそうめんは、これ以上ゆでると
グチャグチャになってしまう。

麺が多少のびてても、あまり気にしないけど、
グチャグチャになったそうめんはイヤだ。

ほぐれた部分から箸ですくって、ざるに移そうとするが、
一部は凍った部分と同化していて、引き剥がせない。

そうこうしているうちに、そうめんが裂けてきた。
あまりにも長くゆでると、そうめんは裂けるらしい。

箸で凍った部分をゴンゴンつついて、なんとか解凍できたが、
すっかりノビ切って、グチャグチャになっていた。

でも、もったいないから食べたけどね。

次にそうめんを凍らせる時は、市販の冷凍うどんみたいに、
平べったくしてみよう。

または、冷蔵庫による自然解凍にしてみよう。

まぁ、一番いいのは、食べる分だけそうめんをゆでる事なんだけどね。

会社の電話機は、ナンバーディスプレイ対応だ。

なので、社長は嫌な人からかかってくると、

「いないって言って！」

と、居留守を使う。

昨日も、某取引先から電話があり、出たくない社長は

「ボクはいないって言って。連絡も取れませんって。」

と言った。

仕方ないなぁ･･･と思いつつ、雇い主の命令なので、
ウソをつかねばならない。

「大変申し訳ありませんが、ただ今外出しておりまして、
本日は戻らない予定になっております。
携帯に連絡を取ってみますが、打ち合わせ中ですと、
連絡が取れない場合もありまして･･･」

と、言い訳している最中に、社長の携帯が鳴った。

あっと思う間もなく、社長はその電話に出て、

「おぉ～、〇〇～？（社長の友人の名前）元気ぃ～？」

と、大声で話し始めた。

そんな大声出したら、こっちの電話の相手に聞こえちゃうだろ！

私がジェスチャーで「シーッ！！」とやってみせても、
社長は「？？？」の顔のまま、友人の〇〇と話し続ける･･･

すると、私の電話の相手が、

「まさか･･･いるんですか？そこに。」

と、ポツリと言った。

ほらぁ！！バレちゃったじゃん！！

でも、ついた嘘は突き通さねばならないので、

「いえ、△△（店長の名前）が、今ここにおりまして･･･
ちょっと声が大きくて申し訳ありません。」

と、ごまかした。

ごまかせたどうかはわからないが、
とりあえず、相手は「では、また後日かけなおします」と
切ってくれた。

社長の電話が終わってから、「ダメじゃないですかっ！」と注意すると、

「えー？聞こえてた？ま、大丈夫でしょ！」

･･･何が大丈夫なんだか･･･。

先日、新聞屋さんが契約更新に来た。

契約に来たのは、外国の方で、目元涼やかなハンサムさん♪♪
年のころは２０代前半？？

カタコトながら一生懸命敬語を使ってるところが
とても感じよかった。

１年間の契約をし、粗品は後日持ってくるそうで、

「ティッシュと、トイレットペーパーと、洗剤と、
どれがいいですか？」

と、言うので、「ティッシュ」と答えた。

トイレットペーパーは、ダブルで柔らかいタイプでないとダメなので、
粗品で貰うような固い紙は困る。

洗剤も、今は柔軟剤入りの液体タイプを使っているので、
柔軟剤の入ってない粉タイプを貰っても困る。

なので、消去法でティッシュを選んだのだ。

「ハイ、ティッシュですね。後日お持ちします。」

ハンサムさんは笑顔で帰っていった。

そして、後日、仕事から帰ってきたら、玄関に、
トイレットペーパーと洗剤が置いてあった。

何これ･･･と夫に問うと、「新聞屋さんが持ってきたよー」とのこと。

私はティッシュが欲しかったのに、なぜ洗剤とトイレットペーパー！！

洗剤とティッシュ、もしくは
トイレットペーパーとティッシュならまだしも！！

なぜ肝心のティッシュを持ってこない！！

でも、電話して取り替えてもらうほどのものでもないし･･･
それに、よく見たらトイレットペーパーはダブルだったから、いいか･･･

そして、その２，３日後、夕方、近所に用があって、
玄関を出たところで、夕刊を配達に来たハンサムさんとバッタリ会った。

ちょうどいい。ティッシュのことを言ってやらなきゃ！

「コンバンワ～。この間、奥さんの言ってたもの、届けましたヨー。」

と、ハンサムさんがニッコリ笑う。
白い歯がまぶしい。

「あ、あぁ～、ありがとう～」

ハンサムの前では、怒りも冷めるよね･･･。

･･･ふと思ったが、ハンサムとは死語かしらね。

昨日は当番で町内会館の掃除だった。

9時から、と記憶していたが、9時に会館前に来ても誰もいない。

9時半だったかも･･･と思い直して、30分後に出直すが、
やはり誰もいない。

ということは10時なのか？

そもそも日付が間違ってたりして！！

そわそわしながら10時になるのを待っていたら、
ウッカリして5分過ぎてしまった。

あわてて会館に走っていくと、掃除が始まっていた。

5分遅刻したので、役員さんから「来ないかと思った！」と
プチ怒られてしまった(^^;･･･

これで印象が悪かったのか、私だけ妙にコキ使われてしまった。
１階、２階の床の水ぶき（懐かしのぞうきんがけスタイルで･･･）、
玄関の掃除、バケツの水替えなどなど。

他の人が手があいてても、私に命じるのだ。
（采配をふるうのは役員さん）

５人のメンバーのうち、私が一番若いので、
コキ使われるのはかまわないし、私がやれることはやろうと思ったけど、
１人の役員がプチ意地悪なのがイヤだった。

暑いので、「暑い･･･」とつぶやいていたら

「アンタねぇ～、暑いのはみんな同じよ！」と怒り気味で言われたり。

他の人だって、さんざん暑い、暑いってつぶやいてるのに。
私の声だけが、特に耳に障ったのか？

それから、バケツに水を汲んで、２階に持っていくように言われたが、
２階にもちゃんと水道があった。

役員なら知ってるはずなのに･･･何でそんな意地悪を？

で、２階の掃除が終わって、バケツを下に持っていったら、

「バケツを上に持って行ったの？ダメよ！」といわれた。

アンタが持ってけって言うから、持って行ったのに、なぜ文句を言う！！

でも、言い返すのも面倒なので、無邪気っぽく謝っておいた。

言い返さないところが良かったのか、その後は普通に対応してくれたけど･･･
なんか怖いわ。この人(^^;

まぁ、役員の仕事っていうのも大変なんだろうけどねぇ。

先日、探し物をしていたら、溜め込んだ試供品の
シャンプー、リンスが出てきた。

旅行に行った時なんかに使える･･･と思って
後生大事に取っておいたものだ。

でも、今時、シャンプー、リンスを常備してない宿って
そうそうあるもんじゃない。

それに、しょっちゅう旅行に行くわけでもないし、
ここは思い切って、全部使っちゃおう。

で、昨日、１つ使ってみた。
リンスの封を切り、押し出すが出てこない。

ずいぶん固いなぁ･･･と力いっぱい搾り出してみたら、
モロモロした黄色い物体が出てきた。

そのリンスは、普段私が愛用してるリンスと同じなのだが、
試供品から出てきた物体は、全然違う。

･･･もしかして、大事に取っておきすぎて劣化した？

パッケージの裏を見ると、「プラ」のマークがない。
こういうモノって、大体「プラ」のマークが入ってるものなのに･･･

ゴミの分別っていつから始まったっけ？

溜め込んだ中には、シャンプー、リンスの他に「美容液」も入っていた。
裏を返すと、半年前に消費期限が過ぎている･･･

食べ物じゃないから、使っても大丈夫だろうけど、
ブツブツができたりしたら面倒だ。

いつか使えるかも･･･と思って取っておくのも、
ほどほどにしておかないとね。

この日記で、時々社長のグチを書いてるけど、
別に私は社長のことが大嫌いってワケじゃないみたいだ。

「みたいだ」って書いたのは･･･


昨日、定時で上がって、買い物がてら、会社の近くを
ブラブラ歩いていたら、前方に社長を発見した。

その瞬間、私はスタタタッと小走りで社長に近づき、

「しゃ～ちょっ♪」

と、声をかけたのだ。

こういうのって、キライな人にはやらないよね。

キライな人が前方にいたら、道を変えるとか、
抜かさないように気をつけるか、人の影に隠れて抜かすか、
すると思う。

普段、「ホント、この男、アホすぎるわ･･･」と
見下してみてる部分もあったりしたけど、
結局、私はこの社長のこと、キライじゃないんだよなー･･･

と、自分の行動を冷静に判断して、気づいたのだった。

ま、だからこそ、何だかんだ文句いいつつ、
１０年以上、一緒に仕事してるんだろうけどね。

一昨日、小吉を放鳥中のこと。

小吉は甘えん坊なので、私が移動しようとすると、
あわてて背中とか腰あたりににすがりついてくる。

38ｇしかない、小さい生き物だけど、
ピタッと背中に張り付く感触は、服を通してもハッキリわかる。

この時は、翌日のために、鳥肉を解凍しておこうと思い出し、
小吉のそばを離れ、キッチンへ移動しようとしていた。

すると、いつものように、背中にピタッと張り付く感触がした。
ちょうど背中のど真ん中あたりだ。
いつものことなので、背中に小吉をくっつけたまま、キッチンへ向かった。

いきなりバコッと冷蔵庫を開けると、小吉がビックリするので、
ちょっと首を横に向け、背中に向かって

「冷蔵庫あけますよー」

と、声をかけようとした。

が、視線の端っこに映った、あの黄色い物体は･･･小吉！？

他のインコのケージの上で、ピーちゃんと一緒にいるのは、
まさしく小吉だった。

え？じゃぁ、今、背中に張り付いてるのは･･･？

あわてて、服のすそをつかんで、バサバサと振った。
そして、バサバサ振りながら、洗面所へ走った。
そこなら、洗面所と浴室で合わせ鏡になってるので
背中が確認できるのだ。

背中には･･･何もついていなかった。

背中に張り付いた物体は一体なんだったのか。

何かの幽霊とかなら、まだいいが、
巨大なゴキブリとか、クモだったら･･･いや、考えるのはよそう。

連休は、ベランダと、マンションの下にある集合ポスト以外、
まったく外に出なかった。

日向を見るだけで、もう気力がなくなってしまうのだ。

なので、3日間、漫画読んだり、エレクトーン弾いたり、
テレビを見たり、インコと遊んだりと、インドアを満喫した。

で、見た映画は、テレビでやってた「ハウルの動く城」と、
「マーリー　世界一おバカな犬が教えてくれたこと」の2本。

「マーリー」は、テレビのＣＭを見て、コメディだと思っていた。
セントバーナードの「ベートーベン」みたいなものかな･･･と。

私は映画を見るならコメディが一番好きだ。
いっぱい笑って、あースッキリした！というのがいい。

悲しい映画は絶対イヤだ。
見た後、長い間気持ちが沈むからだ。

なので、「マーリー」を見て、いっぱい笑おう！と思っていたのに、
これ･･･違うのね。

ここから先はネタバレなので、「マーリー」をこれから見ようと
思ってる人は、見ないでくださいね。

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失敗もいっぱいするけど、マーリーと家族はいつも一緒だよ！

という最後で終わるもんだと思ったら、最後、マーリーは死んじゃうのだ。

もうね･･･子供の頃飼ってた犬の最期とか、他にもリスやウサギ、
ハムスターとのお別れとか、思い出しちゃうし、
今、元気なインコもいつかはお別れが･･･とかマイナス思考になっちゃって
映画を見てるのが辛くてたまらなかった。

感動･･･というより、悲しい思い出を無理やり思い出させられたようで、
とにかく辛かった。

とくに長男くんが、マーリーとの思い出のビデオを見て
泣くシーンは、こらえきれず号泣。

「オオゥッ！オウッ！ウォォォ～！」って感じの本気泣き。

こんなラストなら、見なかったのにな･･･。

前にもこういうことがあった。
タイトルは忘れちゃったけど、ファンタジーものだと思ったら、
大切な友達を亡くしちゃう話で、後半は頭痛がするほど泣いた。

イヤなんだよ！映画で悲しい思いをするのは！！
おかげで、今もまだ気持ちが沈んでいる。

今度から映画を見る前に、ちゃんと調べなくては･･･。

５月の上旬、ある仕事のやり方について、
ＡにするかＢにするか、社長に聞いたところ、
Ａでやるように言われた。

その後、それについてのデータを何度か社長に渡し、
そのたびに、「Ａのやり方で計算してありますよ」と
伝えておいた。

最近では、７月の上旬に、そのデータをもう一度渡し、
（社長が何度も失くすので、何度も渡している）
その時も

「Ａの計算方法でやってあります」

と、伝えた。絶対伝えている。

それなのに、昨日になって、データを私につきつけ、こう言った。

「何これ。何でこうなってるの？」

こういう風にやるように言われたんで･･･と答えると、

「言われたって、誰に！？」

誰って･･･私の上司はアンタしかいないでしょーに。

社長に言われたんですよ、と答えると、

「ボク、そんなこと言ってない！」と、きたもんだ。

こういう時、こっちもアツくなると、社長はキレるので、
あえて冷静に、しかしクールにならず、無邪気っぽい感じで、
経緯を説明しなければならない。

私の腹の中が煮えくり返っていたとしても。

私の説明が終わり、納得してくれるかと思ったら、

「ボク、そういう風には言ってないんだけどな。
一部をＡで、一部をＢでやれって言ったつもりなんだけど。」

おいおい。そんな話、一度も聞いたこと無いぞ。
だったら、何で今まで、データを渡した時に言わないんだ。
そのまま受け取って、何も言わなけりゃ、ＯＫだと思うじゃないか。

でも、そこで反論しても、キレられて、コッチもムカムカするだけなので、
無邪気っぽく（←ここ大事）、

「じゃ、すぐ直しておきますね～」

と、笑顔で答えておいた。

この会社に勤めてから、演技力が身についたなぁ･･･と思う。

ちなみに、無邪気っぽい感じというのは、

＊語尾を伸ばす（しかし伸ばし過ぎない）
＊ゆっくり話す（しかしゆっくり過ぎない）
＊心持ち、いつもよりトーンを上げる（しかし上げ過ぎない）

こんな感じで話すこと。

イライラすることがあっても、「ただ今演技中」と思えば、
少しは気が楽になるような気がする。

ピーちゃんのナワバリは、私のヒザから下部分だ。
特につま先がお気に入りで、足の親指と戯れるのが大好き。

そしてヒザから上全部は小吉のナワバリで、
２羽一緒に放鳥する場合は、
お互いがそこを犯さなければ、割と平穏だ。

ピーちゃんのナワバリが狭くてかわいそうだな･･･と
思うけど、私のつま先で満足ポーズ（羽を広げるポーズ）を
しているのを見ると、これでいいのかな、とも思う。

この間、ピーちゃんがつま先で遊んでいるのを
視線の端っこで確認しつつ、テレビを見ていた。

そのうち、スネがかゆくなってきたので、
視線はテレビに向けたまま、スネをポリポリかいた。

途端、激しい痛みが指を襲った。

何だ何だ！？と見てみたら、怒りの形相のピーちゃんが
指のやわらかいところ（わざとそこを狙うところが憎い）に
ガッチリ噛み付いていた。

ヒザから下はピーちゃんのナワバリ･･･。
何人たりとも、犯してはならない領域らしい。

でも、そもそも、スネもつま先も、私のモノなんだよ！！

子供の頃、自宅から徒歩１５分くらいのところにある
ピアノ教室に通っていた。

徒歩１５分は遠くはないけど、近くも無い距離で、
暇つぶしに色々「ルール」を課して歩いていた。

夏場によくやったのが、
日向を２０歩以上歩いたら負け、というもの。

暑い日向部分を歩くのは、子供とて嫌なもので、
少しでも楽しくしようという考えだったのだろう。

ちなみに日陰は、全身が太陽から隠れなくとも、
足だけでも日陰を踏んでいればセーフというもの。
（自分の影はダメだけど、他人の影はＯＫ）

そして運悪く日向を２０歩以上歩いてしまった場合は、
日陰でオーバーした分を歩けばチャラになる。

また日陰で５０歩以上歩けたら、その分は貯金でき、
日向で２０歩以上歩いても、そこから差し引ける。

なので、徒歩１５分の間、足したり引いたりと
頭の中はめまぐるしく動いていた。

このルールを、最近ふと思い出し、通勤途中の暇つぶしに
やってみようと思った。

が、歩数を数えているうちにワケがわからなくなり、
とてもじゃないけど、足したり引いたりなんてできない。

暑くて頭がボーッとして、何かを考えることができないのだ。

すっかり脳が衰えてしまったようだ･･･。

ルールを課す、の他に、「何かになりきる」のも好きだった。

実は私はスパイで、最高機密を持って移動中。とか、
実はここは江戸の町で、町娘の私はお使い中。とか、
実はここは水の中で、私は人魚。とか･･･

今でも妄想好きだけど、子供の頃の妄想パワーは、もう無い。

大人になるって寂しいね。

fiona様へメッセージあります。↓

今朝、通勤途中のこと。

信号待ちをしていたら、横の男性二人組みが、
こそこそと何かを話していた。

どうやら、これからナンパをしようとしているらしい。

彼らの前に若い女性がいたので、
多分、彼女がターゲットだろうと思った。

でも、彼女はどう見てもこれから仕事に行く、といった雰囲気。
ふっふっふ。君達はきっと断られるんだろうね。

大体、こんな通勤時間帯に声をかけて、うまくいくの？
成功率は低そうだよー。

意を決した風の男性が、ついに「おはようございます」と声をかけた。

彼女にではなく、私に。

えぇぇっ！私ですかいっ！？
この暑さでついに頭がやられちゃったのか？

あまりにもびっくりして、声が出せずにいると、
さらに「おはようございます！」と挨拶してきた。

ニカッと笑う顔につりこまれて、つい会釈してしまったが、
頭の中は激しく混乱状態。

なぜ、私をチョイスした？
おばさんだよ？Ｔシャツにジーパンだよ？スッピンだよ！？

「仕事ですか？」と聞いてきたので「そうです」と答えると、

うーん･･･と考え込んだ後、

「仕事休んで、僕らと遊びに行きません？」

と言われた。

「いや、仕事なんで、無理です」と答えると、

「そうですかぁ･･･残念だなぁ･･･本当に残念だなぁ」と言われた。

あんまり「残念」を連発するので、ついおかしくなって笑ってしまった。

すると、また

「一日くらい休めない？一緒に遊ぼうよ。」とさらにお誘い。

そこで信号が青になったので、「ごめんねー」と言いながら
早足でそこから逃げた。

今のは一体なんだったんだ。
何かのバツゲームで、おばさんをナンパしろ、という
指令でも出ていたんだろうか。

でも、本気にしろ冗談にしろ、若い男性から声をかけられるなんて、
ちょっと嬉しい。

ユウウツな月曜日だったけど、こんなことでちょっとやる気が出るから
私って相当単純だなー。

昨日は用事があり、２時半で早退した。

今朝、出勤してきて、すぐ電話の着信履歴をチェックしてみた。
私が早退した後、社長も事務所にいなかったので、
どこから電話が来ていたのか、チェックしたかったのだ。

かけなおすことはしないけど、かかってきた社名がわかれば、
どんな用件かは想像がつくので、先に資料を用意したり、
調べておくことができる。
そうすれば、後でかかってきた時の対応がスムーズになるからだ。
（もちろん、全部できるわけじゃないけど）

昨日、２時半以降にかかってきた電話は、なんと１件だけ。

しかし、その同じ番号から、何度も執拗にかかってきているのだ。

着信履歴には時間も出るのだが、それで見ると、大体５分～３０分おきに
かけてきているようだ。

電話帳に登録してない番号なので、番号しか表示されず、
しかも携帯番号なので、社名も想像がつかない。

固定電話なら、市外局番とか、その次の番号で地域が特定できて、
「もしかして、あの会社？」って推理できるんだけど･･･

２時半から５時までの間に、13回かかってきていた。

そんなにしつこくかける理由って何！？

うちの場合、事務所と連絡が取れなければ、
お店の方にかけるということもできる。

社長と連絡が取りたい、というような緊急の場合は、
そういう手を取ればなんとかなるし、代わりに店長が
応対することもできる。

うちと取引のある人は、みんなそれを知ってるはずなのに･･･

事務所にしつこくかけてくるなんて、一体、何があったんだろう。

で、今朝はきっと一番にこの人からかかってくるぞー
と、さっきから待ってるのに、全然かかってこない。

一体、誰なんだろう。
そして何の用だったんだろう。
気になる。

最近、立てかけて使っていたカレンダーが
ふにゃっとしてしまい、壁にかけて使うことにした。

が、事務所に画鋲がない。

近くにコンビニがあるので、「買ってきます」と立ちかけたら

「いいよ、僕が今度買ってくる」

と言うので、まかせることにした。

が、いくら待っても画鋲を買ってくる様子が無い。

カレンダーのことを忘れてるわけではなく、
ふにゃっとしたカレンダーを何度も立てかけては
「画鋲買ってこないとね」と言っている。

先日も、同じセリフを吐いたので「買ってきます」と言ったら、

「いいよ、僕が今度買ってくる」

と、前回と同じ言葉を返してきた。

この間も同じこと言って、買ってこなかったじゃないのー！！！

自分の夫だったら、そう言って文句も言えるが
相手が社長なので、言えない。

でも、どうせ待ってても買ってこないと思うので、

「お忙しいでしょうから、私が行って来ます」とさらに言ってみた。

・・・が、

「いいよ、いいよ！〇〇さん（私のこと）だって忙しいんだから！」

と、どうしても私に画鋲を買わせないつもりらしい。

一応、私に気を使ってるんだろうけど、画鋲を買うことくらい
さっさと済ませたいんだから、ここは素直に私にまかせてほしいよ。

家に余ってる画鋲を持ってきましょうか？という代替案も出してみたが、

「ボクのセンスで選びたいから」とほざいてきた。

画鋲にセンスなんか、それほど期待してないからっ！！

もう下半期に入ってるっていうのに、
いつになったら、カレンダーを壁掛けにできるんだろう。

昨日はマリさんと、ちょっとお茶してきた。

マリさんが辞めてから、１ヶ月に１回の割合で
お茶したり、ご飯を食べたりしている。

私もたまったストレスを吐き出すのに、
内情をよく知ってるマリさんは話しやすいし、
マリさんも、辞めたとは言え、元勤め先のことは
色々気になるらしい。

という事で、色々話してきたんだけど、
マリさんは、やっぱり相変わらず言葉が微妙に間違っていた。

違和感を「ギワカン」と言った間違いを始めとし、

他に、

「〇〇さんはギャッコウに強いからね～」

･･･あの。それは。逆境（ギャッキョウ）のことでは？？

「大したジュードーローじゃないんだから、頑張ればいいのにね」

･･･ジュード・ロウ？･･･いやいや、重労働（ジュウロウドウ）ですよね？

「△△さんは、社長の左腕になってくれてるの？」

･･･それを言うなら「右腕」だー！！

と言った感じで、ところどころツッコミを入れたくなったが、
話の腰を折るのもどうかと思い、黙っておいた。

言葉なんて、とにかく相手に通じればいいのだ。

普段、家でエアコンをつける時は、
効率よく部屋を涼しくさせるために
サーキュレーターを回している。

ところで、扇風機とサーキュレーターの違いって何だろうね。
形が違うくらいしか、思いつかないんだけど。

結構、ブゥーンという音が大きいし、何より風力が強いので、
当然の如く、ピーちゃんは近づかない。

天井に向けて風を送っているけど、近づけば、
インコのような小さい生き物には、かなりの風圧を
感じるはず。

それに、あの音を聞けば、インコの中の野生が
「危険！」と知らせるはずだ。

それに、部屋の隅に置いてあるので、
わざわざそこに単独で行こうとするインコはいないはず。

なんだけど、小吉は好奇心が旺盛なせいか、
昨日、ついに近づいてしまった。

小吉は何をするかわからないので、目を離さないようにしてるんだけど、
本当にふっとした瞬間（こっちが咳き込んでるとか、鼻をかんでるとか）に
ささーっと行っちゃうんだよね。

気がついた時は、サーキュレーターを覗き込んでいる状態だった。

もー！！何やってんの！
この音を聞いて、怖いとか危険とか思わないのかっ！

危険なので、放鳥中はサーキュレーターを止めることにした。

止めたサーキュレーターの上に乗ったり、中をのぞいたり
部品を齧ったり、小吉は満足そうだ。
そんなにサーキュレーターが気になる存在だったのか。

放鳥中は、色々危険なので、「しちゃいけないこと」がたくさんある。

刃物、薬、お菓子などは手に持たない。
齧られて困る本やマンガも手に持たない。
テーブルに食べ物を置く時は、ラップではなくフタをするか
キッチンや冷蔵庫に移動する。
楊枝はそこらへんに置かない。
レースのついた服は着ない。
などなど。

そして、今回「サーキュレーターを消す」というのが加わった。

次はどんな禁止事項が加わるのか･･･

昨日、電話で某取引先から怒られていた。

言っとくけど、私のミスではない。
社長の代わりに怒られていたのだ。

相手も、「あなたに言ってもしょうがないけど」と言うけど、
なかなかネチっこいタイプで、説教が終わらない。

「〇〇の件については、どうするつもりなんですか」

なんて言われたってさー、私は責任者じゃないんだし、
「回答を出すよう、社長にお伝えします」としか言えないよ。

結局こういう人って、こっちが言い返せないのわかってて
自分の鬱憤を晴らしたいだけなんだよなー。

「申し訳ありません」「社長にその旨お伝えします」って
何回言わせんだよ･･･と、内心ウンザリしてきたところで、

ウワハハハハ！

と、大きな笑い声が電話の向こう側から聞こえた。
電話の相手ではなく、その近くにいる人の声らしい。

その人も誰かと電話をしていて、何だか楽しい話で
盛り上がってるらしく、「ワハハ」「ギャハハ」と
かなりのボリュームで笑っているのだ。

あまりにも大きな声なので、ネチっこい説教がかき消されるほど。

楽しそうな笑い声に、ネチ男も毒気を抜かれたのか、
「ま、あなたが悪いんじゃないんだもんね。」と、
最後は笑って、電話を切ってくれた。

電話で大笑いしてた方、あなたのおかげで助かりました～！