某業者から、

「〇〇（食材）を900kg仕入れたから、なんとかしてくれ」

と連絡があった。

お宅が勝手に買ったものを、
なぜウチが仕入れなくちゃならんのよ？

しかも、それ思いっきりナマモノよ？

と、店長が突っぱねたところ、

「お宅の〇〇さんが、注文したんじゃないですか！」と来た。

話をよくよく聞いてみると、6月の初旬頃、社員の〇〇が、
業者に連絡し、6月中に900kgは必要になるからそのつもりでいてくれ、
と言っていたらしい。

1kgが3000円くらいする食材なので、計算すると270万円。

ここんとこ売上が落ちてて、仕入れも減ってきているのに、
おかしいと思わなかった？

と、店長が業者に聞いたが、

相手は「注文を受けたから仕入れただけ」としか言わない。

当の社員の〇〇は、実は既に辞めてしまっている。
この件で、真偽を確かめようにも、携帯の番号は変わってるし、
家の電話は無いしで、手紙か電報か、家に直接行くしか
連絡のしようがない。

いや、もしかして、家も引っ越してるかもねー。

ともかく、問題は、取引先が仕入れてしまった食材900kgのことだ。
冷凍しておけば大丈夫だけど、味が落ちるしね。
それに900kgもあると、売り切るのに時間がかかる･･･

社長は

「それだけの金額のものを、社長を通さずに勝手に注文するのはおかしい、
と、思うべきだ！なぜ、一言、本部に確かめない！？」

と、業者が全面的に悪いとして、断固突っぱねるつもりらしい。

いつもその業者からは、月平均で200～300万仕入れてるんだから、
1つの食材だけで300万近くを仕入れるなんて、確かに変だよね。

話し合いは今週中に行われるらしい。
どうなるかな･･･。

昨日、社員さんがお子さんを連れて、ちょこっと事務所に遊びに来た。

近くまで来たついでに･･･ということらしいが、
話している途中で、

「〇〇の振込み、今日までだった！」と思い出し、

「悪いけど、ウチの子見ててくれるー」と言うや、
あっという間に事務所を飛び出して行ってしまった。

残されたのは、社長と私と3歳の男の子･･･

徒歩5分くらいのところにＡＴＭがあるので、
15分以内に戻ってくるだろうけど、こ、困ってしまうわ～！

仕事をしつつ、子供の相手をし、危険なことをしないよう目を配り･･･
でも、男の子って、平気で危険なことしちゃうのね。

クルクル回るイスの上に立ち上がり、妙な踊りをし出した時には、
ホントにあせったわ･･･
くるっと回って頭から落ちたらどーするのよー！！

いやいや、まったく、15分がとても長く感じた。

やっと戻ってきて、ヤレヤレ･･･だったんだけど、
この男の子、なぜか私を気に入ったらしく、
私にチラチラと流し目を送りながら、

「良かったら、ボクんち、遊びに来てもいいよ？」

と、ハニカミ顔で言われました(^^;

いや～、流し目なんて久しぶりに見たわ～。

会社の銀行口座で、全然使ってない口座がある。

某取引先との間だけで使っていた口座で、
取引がなくなった今、ほんの数千円しか入っていない。

時々、利息がつくので、記帳して伝票を起こすくらいの、
ほとんど意味のない口座。

決算が近いので、ちゃんとチェックしておこうと、
昨日、銀行に行き記帳してきた。

社長に「いくらあった？」と聞かれたので、

「3000ですねー」と答えると、

「うそ、そんなにあるの！」と目を輝かせた。

そんなに、って3000円だよ？
まぁ、ほとんどゼロだと思ってたんなら、3000円でも
「そんなに」って思うのかね。

と、思っていたら、

「3000万もあるの！？すごいじゃん！」

･･･あるわけないだろ。
どこからそんな大金が沸いて出てくるんだよ。
そういう予定も全然ないのに。
利息で3000万もつくと思ってるのか？

ホント、社長っておめでたい人だよなー。

最近の小吉のイタズラ。
本人はイタズラのつもりはないんだろうけど。

その１
リビングに敷いた畳のような敷物を
むしってはポイ！むしってはポイ！と、すること。

もう古い敷物で、そろそろ取り替えたいと思っていたので、
好きなようにむしらせているが、むしった草（？）を
部屋のアチコチにばらまくので困る。


その２
食器棚の横辺りを齧る。
メキッと音がしたので、確認してみたら、一部のベニヤをはがしていた。
小さいくせに何という力持ち。
目立たない部分なので、そのままにしてあるけど、
今後は注意して、近寄らせないようにしないと。


その３
私の服を齧って、レースの部分をほどいてしまった。

肩に止まって、何をゴソゴソしてるんだ？･･･と鏡で確認してみたら、
熱心にレースをほぐしていた。
目つきが変わっていたので、よっぽど楽しかったんだろう。

今後はヒラヒラした服を着ての放鳥は避けよう。


その４
カーテンにつかまって、何やらモジョモジョしていた小吉。
何してんのー？とのぞいたら、壁紙を齧っていた。

家具や敷物や服はいいけど、壁紙はやめてーーーー！！


というわけで、放鳥中の小吉からは、絶対目を離せないのだった･･･

スナックパインという果物をいただいた。

つまんで、というかちぎって食べるパイナップルだ。

実際にはうまくちぎれず、止む無く切って食べたんだけど、
芯まで食べられるし、生パインなのにとっても甘いし、
夢中になってバクバク食べてしまった。

半分くらい食べたところで、口の中がゴワゴワしているのに気づいた。

あれ？何だろう？と思ったけど、パインがあまりにもおいしいので、
「ま、いいか」とそのまま食べ続けた。

全部食べ終わった時、なんとなくくちびるがジンジンしており、
それは段々強くなってきた。
口の中もしびれるように痛い。

パイナップルのアクかなぁ？なんて思っていたけど、
これってパイナップルに含まれるたんぱく質分解酵素のせいらしい。

なるほど！
口の中のたんぱく質が分解されて、ヒリヒリするんだね～。

普段、生のパインを大量に食べることがないから、
こんなに痛いもんだとは知らなかった。

１時間くらい口の中が痛いし、くちびるは腫れてまっかっか。

パイナップルと肉を一緒に調理すると、肉が柔らかくなる、
っていう話は知ってるけど、「そんなに効果があるもんかね？」
と、思っていた。

でも、今回酵素パワーを体験して、効果は絶大であることを実感した。

ひと足どころか、ふた足くらい先に夏休みの旅行にいってきた。
まだ夏じゃないけど。

おおるりグループの宿と、湯けむり号を利用しての、格安旅行だ。

一泊５０００円で朝夕食付で、しかも横浜からホテルまでの送迎バスが
往復で３００円なんて、すごい安いよね。

まぁ、ものすごく安いので、期待だけはしていかなかった。
口コミでも、結構ひどく書かれていたし。

部屋については、雨風がしのげれば良し。
温泉については、ちょうどいい温度のお風呂があれば良し。
ご飯については、食べられれば良し。

と、思って行ったので、特にガッカリしたり、不満に思うことはなかった。

それに、口コミではスタッフの応対が悪いと書かれていたけど、
私が泊ったホテルは、みなさんとても親切だった。

まぁ、施設については、口コミの通りだったけどね。

便利だし、安いし、また利用したい。

今回行ったのは鬼怒川温泉。
ここんとこ箱根、伊豆方面ばかりだったので、ひさびさの北関東だ。

鬼怒川や日光は過去に何度か行ったことがあったけど、
今回は初めてライン下りを体験した。
梅雨時なので、天気について期待してなかったけど、
１７日は、日焼けしそうなくらいのいいお天気で、
自然の美しさをたっぷり堪能できた。

船頭さんの説明はところどころふざけていて面白く、
約４０分の船旅は文字通りあっという間。

今度は違う季節に来てみたいなぁ～！

今回は他に、日光東照宮にも行った。
過去に３，４回来てるはずなんだけど、覚えてないせいか、
ひとつひとつに感動した。

鳴き龍の音は今回はとてもよく聞こえた。
過去の経験では、周囲がうるさくて、よく聞こえなかったのだ。

華厳の滝もきれいだった。
エレベーターに乗っていく展望台は、修学旅行生がウジャウジャいたので
断念しちゃったけど、次の機会では利用してみたい。
そっちの方が、迫力ある滝が楽しめるらしい。

３日間、とても楽しかったので、来週から仕事に行くのが
とても辛いよ…

昨日、通勤途中、歩いていたら、近くのマンションから
ご婦人がゴミを持って出てきた。

年のころは推定60代。
薄い黄色い割烹着に、グレーのズボンというスタイルで、
ごくごく当たり前の主婦といった雰囲気だ。

そのご婦人が、ゴミを捨てるために、くるっと振り返った。
私に背を向けた格好になるんだけど･･･

割烹着の下、何も着てないのね(^^;

いや、下着（ブラジャー）はつけてた。
でも、それだけ。

割烹着はすっぽりかぶるタイプではなく、
背中のひもで結わえるタイプで、その為、背中に１０センチほどの
空きが上から下まである。

なので背中は丸見え状態なのだ。

暑い日だから、割烹着＋シャツじゃ辛いのはわかる。
家の中だけなら、どんな格好したってもいい。

でも、ちょっとでも外に出るなら、何か羽織ればいいのにー。
通勤の人で、結構な人通りのある道路なんだし。

このご婦人、上に何も着ていないけど、腹を冷やすのはイヤなようで、
黒い腹巻のようなものを着けていた。

これも一種のクールビズなのかな。

昨日、突然パソコンがおかしくなった。
勝手にウィンドウがポコポコ表示されるのだ。

一度、電源を切った方がいいかな？
と、スタートボタンにマウスを置いたら、それだけで電源が落ち、
そして、何もしてないのに再起動がかかった。

これはかなりおかしいぞ･･･。

何度やっても、勝手に再起動を始めるので、本体の電源を切った。
無事に電源が切れたので、２分ほど待った後に、再度電源を入れると･･･

ビービービー！！

あわわっ！！本体から聞いたことのないアラーム音がっ！

あわてて電源を切り、今度は１０分ほど待った後に電源を入れた･･･
が、また同じようなアラーム音。

いかにもな危険を知らせる音に、パニックになってしまい、
社長の知り合いの、パソコンに詳しい人に電話した。

電話越しにアラーム音を聞いたその人は、
「その音を聞いたことはないけど、とても嫌な感じがします。
ハードディスクが壊れた可能性があるかも･･･」
と、不吉な予言をしてくれた。

さらにパニックなった私は、このパソコンを購入した業者
（コピー機で有名な某会社）の担当さんに助けを求めた。

が、営業さんなので不在。

この時初めて、「取扱説明書を読めばいいじゃん」ということに気づき、
探すも、なぜか見つからない。
引越しの際に、誤って捨ててしまったんだろうか。

この辺りで私は、平常心をすっかり失っており、手が少し震えていたと思う。
だって、次の日は１５日で、パソコンからの支払がいっぱいあるし、
それに５月決算の会社のデータがぶっ飛んでいたらどうなっちゃうんだろう･･･！！
（バックアップをコマメに取ってなかった自分が悪いのだけど）

半泣きで机を漁っていたら、「故障したらここに電話して下さい」という
シールを見つけたので、すぐに電話した。

こういうサポートセンターの電話って、すぐつながらないんだよね･･･
と思っていたら、一発でつながった。

電話に出た女性にしどろもどろで説明し、電話越しにアラーム音を聞かせると、

「あー！これは本体ではなく、キーボードに原因がありますね！」

だって！

それを聞いた瞬間、ヘナヘナ～と力が抜けてしまった。

キーボードだけの問題なら、別のキーボードに差し替えればいいだけだもん。
ハードに問題がないってわかっただけで、本当にホッとしたよ～！

そのキーボードについても、ボードをさかさまにして振ってみたら、
針金みたいのがポトリと落ちて、その後、電源を入れてみたら、
何事もなかったように起動した。

針金がキーボードに変な風に挟まって、ずっと同じキーが
押されていた状態になっていたらしい。

こんな原始的な問題だったとはねぇ。

良かった良かった！

･･･でも、この針金、どこから迷い込んだんだろう。
（明らかにホチキスの針ではなかった）

土曜日に町内会の仕事で寄付金を集めに行った。

「任意であり、強制ではないこと」

と、会長さんが強く仰っていたので、私は安心して集めに出かけた。
だって、これがノルマ有だったりしたら、ユウウツだもん。

ウチの班は１２世帯あるけど、実際の会員は８世帯。
ウチをのぞけば７世帯だけなので、まわるのも楽だ。

７世帯のうち、在宅してたのは４軒。
そのうち２軒は快く寄付してくれて、１軒は丁寧に断られた。
そしてもう１軒は、バレバレの居留守を使われた(^^;

隣のお宅で寄付金の説明をしていたところを
見たのか、聞いたのかしたのだろう。

私がインターフォンを鳴らしたら、玄関脇の部屋から

「寄付だよ。出なくていいよ。見たことない人だし。」

って声がモロ聞こえてきたのだ(^^;

窓が開いてるの、気づいてないのか。
それとも、聞こえよがしに言ったのか･･･
後者だったら嫌だなぁ(^^;

払いたくないなら払わなくていいし、
断るのがイヤなら居留守使ってもいいけど、
できたら、玄関脇の窓は閉めておいてもらえますかねー。

ところで、次年度、当番を代わってくれる人がいるかどうか、
その辺も気にしつつ、回ってみたけど、在宅の４軒については、
多分、引き受けてもらえないだろう。

１軒は小さい子がワラワラいたし、
１軒はおばあさんだったし（１人暮らしらしい）、
１軒は体調に問題がある、と言う人だったし、
１軒は平気で居留守使う人だからねー。

留守だった３軒は期待できるかな･･･できそうもないかも。

誰も代わってくれなかったら、会長さんに相談して、
町内会脱退も視野に入れようと思ってる。
マンションの管理組合は抜けられないだろうけど、
町内会は任意団体だから、脱退も可能らしいので･･･

それは最後の手段だけど。

まぁ、まずは今年一年、職務を全うすることが大事だけどね。

竹内まりやさんの歌に「けんかをやめて」というのがある。

大雑把に言えば、

私のために２人の男性が争うのはやめて、

と言った内容の歌だ。

私の人生でそういう場面に陥ったことは一度もないし、
現実的に考えて、ひどくめんどくさそうだ。

でも、ちょっとロマンティックではあるし、
一度くらいはこういう経験をするのもいいかも･･･

と思っていた。

昨日、帰ってきたら、ちょうどピーちゃんと小吉の放鳥タイムだった。

私が部屋に入ると、まずピーちゃんが手に乗ってきて、
続いて、小吉が私の頭に止まった。

こういうのって、白雪姫のシーンで見たことあるよなー。
ってことは、今、私白雪姫！？

なんて浸ってる間もなく、２羽がケンカし始めた。

手と頭にそれぞれ乗ってるんだから、別にいいと思うのだが、
それぞれが、
「この人（私のこと）はオレのもの！」
と主張して、相手に「どけ！」と威嚇するのだ。

どっちかと言うと、小吉が先にケンカを売るので、
小吉を肩に止まらせて、話しかけてなだめると、ちょっと落ち着く。

が、１０秒と持たず、ケンカが始まる。

あぁ･･･私のために争わないで～！！

大変危ないので、早々に小吉をケージに戻して一件落着。
まったく、親子なのに、もっと仲良くできないかね。

でも、インコとは言え、二人の男性（オス）から慕われるなんて
まんざら悪い気はしないもんだね。うへへ。

今現在、社長宛に5件の電話が来ている。

折り返しお電話を下さい、という用件ばかりだ。

社長にとって嫌な用件ばかりなので、
なかなか電話をする気にならないのもわかるけど、
放っておいても大丈夫、というものじゃないんだから
さっさと電話しろ。と思う。

今回に限らず、社長は「電話下さい」の相手が嫌な人だと、
平気で放っておくクセがあるので困る。

相手は早く返事が欲しいので、何度か電話がかかってくる。
もちろん私は「社長にはキッチリ伝えていること」をアピールする。

大抵の人は「よろしくお伝え下さい」と引き下がってくれるけど、
たま～に、

「社長が電話するまで、なんとかするのがアナタの仕事でしょ！」

と、怒ってくる人がいる。

じゃぁ何かい？
私が社長の首ねっこをつかんで、「ホラ！電話しなさいっ！」
ってやればいいってワケ？

社長に対して、そんなことできる人がいたら見てみたいわ。

私だって、その相手がご立腹なのは理解してるから、
社長に再三「電話してください。怒ってますよっ！」って
言ってるんだよ？

電話するのがイヤなら、回答を代わりに伝えますって言っても、
「あー、ハイハイ」って感じでかわされるし。

イヤでも目に入るようにデカデカと派手な色で
メモを貼っておいても、いつの間にかはがされてるし･･･。

それ以上のことって、どうすればいいわけ！？

まぁ、「あなたの仕事でしょ！」なんて怒鳴るような人は、
きっと、家族からも同僚からも友達からも嫌われてるんだろーなー。

と、空しい妄想をして耐えるしかないんだわ。

それにしても、一番許せないのは社長だよ。

土曜日に実家へ行ってきた。

遅ればせの母の日、母の誕生日、父の日をまとめて
お祝いしようと言う、横着な魂胆だ。

しかも、カニをプレゼントしたのだが、
自分もちゃっかり食べるという、ずうずうしさ。

その上、帰る時には、お土産をもらって帰るという、
欲張りっぷり。

これじゃダメだねぇ･･･

ところで、カニは凍った状態で届いたんだけど、
同封の「解凍方法」でやると、５～１０分で解凍できるらしい。

凍った状態のタラバガニの足を関節部分で折り、
１リットル程度の水に漬け、添付の昆布茶（粉末）を
混ぜるというもの。

早速、冷凍庫からカチンカチンのカニを取り出す。
ビニールをはがし、さて、足を折るか･･･と思ったが、
カニ全体が氷でコーティングされていて、足を折るどころか
足を一本一本はがすことすらできない。

流水につければ氷は溶けるだろうが、カニの旨味も溶けてしまいそう･･･

でも、厚さ２ミリくらいの氷に覆われたカニを
どうしたらさばくことができるのさー！

結局、氷をはがすために、流水をかけた。

旨味どうこうより、食べられないことの方が悲劇なので(^^;

結局、カニはおいしくいただけたが、
解凍については、やっぱり一日かけて冷蔵庫で行った方が
無難であると実感した。

インコの小吉は金属が好きだ。

私のメガネ、ピアス、ネックレスなど、飽きもせずカジカジしている。

特に害もなさそうなので、やりたいようにやらせているが、
最近、困ったことに、ピアスをカジカジするついでに、
耳もカジカジするようになったのだ。

私はくすぐったがり屋なので、耳をコチョコチョされると
くすぐったくて全身にトリハダが立つ。

ダメだよ、と手で制しても、小吉は「やると決めたらやる！」
という性格なので、制されても制されても、挑んでくる。

もー、めんどくさいから、好きにやらせちゃれ。

と、くすぐったいのを必死で我慢しているが、
あまりにくすぐったくて、「ほえ～」とか「はわ～」とか
奇声が出てしまう。

こういう私の態度が、余計に小吉を燃え上がらせるんだろうか･･･

昨日は耳の穴が気になったらしく、小さいクチバシで耳の穴付近を
つんつくした挙句、耳の穴に顔を突っ込んで、

「ピャッ！！」

と大きい声で鳴いた。

さすがにびっくりして、小吉を制し
「何すんのー！」と怒ってみせたが、小吉は相当面白かったらしく、
フゴフゴ言っていた。

小吉は興奮すると、フゴフゴ言うのだ。

懐いてくれるのは本当に嬉しいし、かわいいんだけど、
耳への執着は、どうにかしておさまらないもんかな･･･。

そういえば、昔飼っていたシマリスのタロウも、
私の肩に乗ると、耳で遊んでいたっけ。
耳の穴に顔を突っ込んだり、毛づくろいらしい行動をしたり。
動物にとって、人間の耳は面白い物体なのか？

昨日、会社の帰り道、向かってきた自転車のおじさんが
通りすがりに私にすっと寄ってきて、

「チャックあいてる」

と、小声で言った。

最初、何を言ってるかわからなかった。
だって、いきなりすっと寄ってきただけで
不快指数200％だったんだもん。

何？あのオッサン。今、何言った？

と、頭の中で復唱してみて、「チャックあいてる」と
言われたことがわかったのだ。

会社を出る前にトイレに行ったので、その時上げ忘れたか！？と、
手で確認してみたら、ちゃんと閉まっていた。

下を向いて、再度確認。

やっぱり閉まってるじゃん！！

あのオッサン、失礼極まりないわっ！！

と、頭に来たけど、もしかして、本当に開いてると勘違いして、
親切にも教えてくれたのかもしれないし。

どっちにしても乙女（←オイッ）のそんな部分を見ながら
自転車を走らせるなんて、失礼だし、危険である。

前をきちんと見て走りなさいっ！

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