ピラニアを待ちわびて。

夫がサムタンクという映画を借りてきた。
（スペルは忘れちゃった･･･）

何の映画？と聞いたら、

「ピラニアの映画」

と答えたので、

ジョーズ的なアレか。と納得して、
一緒に見ることにした。

どうやら実話をもとにした映画らしい。

洞窟探検家と、その息子、探検家をサポートするスタッフが
前人未到の洞窟を探検していく。

ふむふむ。この洞窟の奥にピラニアの巣があって、
そこでパニックが起きるわけだな。

やがて、嵐が起き、大量の雨水が洞窟に流れ込み、
彼らは洞窟の外へ出られなくなってしまう。

地上に出るには、前人未到の洞窟の奥へ進んで行って、
海に通じる道を探すしか手はない。

残り少ない機材のみで、残された５人は前へ進む。

・・・いつピラニアが出てくるのか？と疑問に思ったが、
きっと、これからなんだろうと思い、黙って見ていた。

途中、潜水病やら不幸な事故やら、仲たがいやらで、
少しずつメンバーは減っていく。

ピラニアはまだ出てこない。
誰もピラニアの餌食になっていない。

おかしいなー。

そこへ、さっき濁流に飲まれたヴィクトリアの死体が！！
なんか傷だらけに見える！

そうか、彼女はピラニアにやられたんだな！

･･･と思ったら違った。単に溺れてしまっただけらしい。
傷だらけに見えたのは、ゴミのせいだった。

ようやく、私もこれがピラニア映画ではないことに気付いた。

見終わって、夫に、

「ピラニア、出てこなかったね」

と聞いたら、

「あー、勘違いだったわ」

だって。

でも、このサムタンクという映画、なかなかいい映画でした。

この映画を見て得た教訓は、

＊面白半分で危険なところへ行かないこと。
＊危険なところへ行く時はそれなりの格好をしていくこと。
＊危険なところでは、その場のベテランかリーダーの指示に従うこと。

これを守ってればヴィクトリアは死ななかったかもしれない。