この医療事務の勉強中、もっとも苦労したのが
このテキスト3。

今まで以上に複雑なのだ。

分類としては「処置」「手術」「麻酔」「検査」「病理診断」である。

処置は、手術以外の治療という感じだろうか。
切り傷を消毒するとか、ガーゼを交換するとか。

余談だが、世間ではGWというとゴールデンウィークのことだけど
医療用語では「ガーゼ交換」のことになる。

これも種類が多くて、それぞれに年齢加算とか、
重複禁止とか、細かいルールがある。

点数表を見ればすぐわかるルールもあれば、
別のところに「通則」として書かれているルールもあり、
最初のころは、頭がごちゃごちゃして理解しづらかった。

それに漢字も難しい。
まつげを抜く処置「睫毛抜去」・・・しょうもうばっきょ・・・とか。
耳垢を取る処置「耳垢栓塞除去」・・・じこうせんそくじょきょ・・・とか。
胼胝・・・べんち・・・(タコのこと)とか。
間歇的陽圧吸入法・・・かんけつてきようあつきゅうにゅうほう・・・とか。

漢字が読めないと、点数表の索引で引くこともできないので
漢字が苦手な人には、お勧めできないかも。

あと、それどこ?という部位もある。
鼻処置の中の「鼻前庭の処置」とか。いまだにどこのことかわからない。

まぁ、別に知らなくても大丈夫だけど。

ただ、創傷処置、熱傷処置は面積によって点数が変わるので、
半肢がどれくらいなのか、下腿とはどのあたりなのかとか、
大まかな部位は知っておくに越したことはない。

ギプスも非常にめんどくさかった。
いろんな加算がつくので、

プラスチックギプスを2歳児に休日に装着した場合・・・とかいうと、

〔所定点数+(所定点数×0.2)+(所定点数×0.5)〕×1.8

みたいな数式で求めなければならず、数学が苦手過ぎる人にも
お勧めできないかもしれない。

また、この「処置」でめんどくさいのが、
大きな病院での再診では、簡単な処置は算定しないという決め事がある。

擦り傷をちょっと消毒しただけ、とか、そういう簡単なのは
基本診療に含まれるのだ。

でも初診なら算定OK。

私はこのルールをしょっちゅう忘れていた。

「注意!」と赤で書いても忘れてしまうので、
自分のバカさ加減に本気で頭に来ることもあった。

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