前項で薬価の計算を覚えたら、次は「注射」である。

注射はまず、手技によって点数が違う。

皮内、皮下、筋肉注射なら何点、
点滴注射なら何点、静脈注射なら何点…などなど。

これにまた年齢加算とか、麻薬加算とかがつく。

さらに、外来と入院では求め方が違ったりするので、
それを見誤ると全部間違えるので、正直イラつく。

誰がこんなややこしく作り上げたんだ。
もうちょっと優しく、簡単にできないのか。

イライラすると、なぜか体がかゆくなるので、
全身をボリボリかきながら勉強していた。

今思えば、あれは「勉強アレルギー」だったかもしれない。


さて、注射の中で一番苦手だったのが、点滴注射だ。

患者が6歳未満か、6歳以上かで、まず手技料が違い、
6歳未満の中でも、1日分の点滴量が100ml未満か、以上かで点数が違い、
6歳以上の中では、1日分の点滴量が500ml未満か、以上かで点数が違う。

さらに6歳未満は乳幼児加算もつく。

さらに、外来か入院かでも、また違ってくる。

読んでるだけでは頭がこんがらがってくるので、
分からない時は声に出して読んでみた。

子供の頃、先生が「問題がわからない時は声に出して読んでみなさい」
と言ったことがあり、その時は、

「声に出すくらいで、何が変わるって言うのさ。ふん。」

と、鼻であしらってたけど、これ、ホントに効き目あるよ!!

そして、いよいよ、2回目の課題提出。
1回目でかなりいい点を取って、幾分天狗になっていたせいだろうか。

2回目の課題は200点満点で171点であった…

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索