ヒナの親離れの件で、「虐待」と言われてしまいました。

まだ親からの保護が必要なヒナを、
親鳥から離すのは、ヒナにとっても親にとっても、
とても残酷なことでしょうね。

けれど、インコを手乗りに育てるためには、
どうしてもしなくてはいけません。

そもそも、手乗りにしたい、ということすら
虐待だと言うならば、もう何を説明しても
理解していただけないでしょうが、とりあえず、
手乗りインコにするためにはどうすべきか?を
説明します。

飼育書などによると、生後20日前後に親から離すのがベストと
言われています。

時間は、ヒナのおなかがいっぱいになった夜が狙い目です。

親は、ヒナを取られた瞬間はパニックに陥りますが、
すぐに忘れます(と、飼育書に記されています)。

実際、メスちゃんは、今朝はケロリとしていました。

そして、巣箱の撤去は、新たに卵を生ませないためです。

インコは交尾をしなくても卵を産みます。
そしてメスは巣箱を見ただけで、卵を産みます。

無精卵を入れたら、もう20個近く卵を産んでいるメスちゃんなので、
これ以上の産卵は、体のカルシウムを失うことになります。

また、メスの場合、卵詰まりは大変恐ろしいことなので、
なるべく産卵は避けたいところです。

なので、卵を産ませないために、巣箱を撤去しました。

さて、ヒナを手乗りにするためには、まだ人見知りをしない時期がベストで、
この時期に親から離し、人が親代わりとなってさし餌で育てていくことで
人に慣れていきます。

人見知りが始まってしまうと、人を怖がるインコになる可能性があります。
手乗りじゃなくても、人を怖がらないならいいけれど、
人を怖がるようでは、逆にかわいそうだと考えます。

また、親鳥から離す時期が遅くなると、反抗期に入る可能性もあり、
そうなると、慣れているインコですら扱いに難しくなるのに、
慣れてないインコの反抗期は一体どうなっちゃうんでしょう?

もちろん、鳥の性格によっては、若鳥でも慣れるでしょう。
でも、慣れるかもしれないし、慣れないかもしれない。

それならば、慣れる確率の高い、ヒナのうちの親離れが理想です。

せっかく飼うのだから、人に慣れたインコを飼いたい、
と願う気持ちは、虐待でしょうか・・・。

また、私がよく手にヒナを乗せた画像を載せていますが、
これも虐待と思われるかもしれません。

なので、これについて補足しておきます。

やはり「人の手は怖くない」ということを
わかってもらうためには、時々こうしたスキンシップは必要です。

成鳥に近づいてきたダイとチュウは少し長めにしますが、
まだ幼いショウと小吉は、さし餌以外ではあまり触らないようにしています。

ヒナはゴハンをいっぱい食べて、休むことが必要だからです。

世の中には、色んな考え方があります。
正しいと思うことも、違う方向から見れば、
間違っていることでしょう。

私達がしていることも、違う方向から見れば虐待なのでしょう。

もう、それは、考え方の根本的な違いなので、
理解してもらえるのは難しいでしょうね。

ただ、今回、私達がヒナを親離れさせたことと、
そのやり方については、自分勝手に判断してやったことではなく、
飼育書やネットなどから、色んな情報を仕入れてから、
行ったことであり、やり方が全部間違ってる!とは言えないと思います。

まぁ、「原則、一度に全てのヒナを離す」はできませんでしたが、
これは、成長の進み具合に差が出すぎていたので、
4羽一気に出すことができませんでしたので、その点だけは
飼育書の通りにいきませんでした。

巣箱の撤去も、早すぎたかもしれません。

・・・長々とすみません。

「虐待」と言われて、何が正しくて、何が間違ってるのか
だんだんわからなくなってきました。

飼育書の通りやったけれど、親鳥にしてみれば誘拐犯ですよね。

私達はすごい酷いことをしたのかも。

ごめんなさい。

コメント

fiona&Aurélie
2010年3月12日18:43

chiakiさん、こんばんは☆

お家で一生chiakiさんと一緒に生活する前提なのですから、
今は可哀想でも仕方ないですよね^^
生き物を育てたり一緒に生活するということは、
自然界にいる生き物と必ずしも同じに育てられるわけではない
ですものね・・それに見合った育て方をしなければ。
・・・動物園でも同じでしょう。
飼育書を参考に、chiakiさんがより良いと思う育て方を
して下さいね。

・・・お手手にやってくるようになるのが楽しみですね♪

みさと
2010年3月13日8:09

chiakiさん…

ヒミツにメッセージあります。
お時間あるときにでも読んでくださいね^^

Bow
2010年3月14日18:26

chiakiさま。。

chiakiさまの雛さん達に対する愛情が伝わってきますよ。。
お子様同然である鳥さん達との生活を楽しんでくださいませ!!

nophoto
おばんちゃ
2010年3月16日0:53

tiakiさん!

今コメントを書いては消しています

多くは書きません!

ただ、考えの違う方の言葉だと思います

このことで、tiakiさんが、落ち込むことがありませんことを・・願います

失礼ながら大まかにまとめて、私のブログに載せました

もちろん伏字です・・

答えは、これのどこが虐待になるの・・

という答えが多かったです。

勝手に転記、ごめんなさい・・

chiaki
2010年3月16日9:53

【fiona様】

おはようございます。フィオナさん。
コメントありがとうございます。

世の中には色んな考え方がある、とわかってはいますが、
自分がとてつもなく酷いことをしているように思えて、
激しく落ち込みました。

でも、野生動物とペットは違いますし、ペットの中でも、
「観賞用」と「コンパニオンアニマル」は違いますよね。
人と一緒に暮らす上で、必要なことはしなければなりません。

親から引き離した以上、ヒナたちの親代わりとなって、
愛情をこめて育てるのが、私の使命なので頑張ります。


【みさと様】

メッセージ読みました。
ありがとうございます。

物事はあらゆる方面から見て、判断することが必要ですね。 
コーギーの事も、パッと聞いただけでは「何て酷い!」と思います。
でも、その一瞬はかわいそうでも、生きていく上で必要なことならば
仕方がありませんよね。

励ましてくれてありがとうございます。

酷いことをした償い、というとちょっと違うかもしれませんが、
今はとにかく愛情をこめてヒナを育てております。

あ、メスちゃんは、本当にケロッとして、翌日には私に
ちゅーしてくれました。怒ってなくて本当に良かったです。


【Bow様】

優しいコメントをどうもありがとうございます。

今回の件は、私の文章力が拙くて、まるで
「インコをいじめて面白がっている」風に
とられたのも、原因かなぁ・・・と思っています。

本当に、ヒナも親鳥もインコ達はみんな、自分の子供のように
可愛がっているんですけどね。
でも、そのことがBowさんには伝わっていたので、良かったです。


【おばんちゃ様】

見方が変われば、感じ方も変わりますよね。
それは私もそういうことがあります。

なので、雛鳥を小さいうちに引き離すことについて、
「虐待」と感じる方がいることも理解できます。

でも、やっぱり、自分がとてつもなく悪人に思えて
今は落ち込んでいます。

おばんちゃさんのブログにも載せて下さったのですね!
転記したことは、全然かまわないですよ。
他の人たちがどう思うのか、私も知りたいところでした。

飼育書を参考にしてやったけれど、本当は間違ってたのかもとか、
色々考えてしまい、過去のウサギやハムスター、シマリス達にも
実は悪いことをしていたのでは・・・?とマイナス思考ばかりでした。

でも、虐待に否定的な意見が多かったことで、少し安心しました。
今後も、一層、インコ達を大切に育てようと思います。

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