昨日、電車内にて。

私のそばには、小学生と、その母親が立っており、
母親はちょっぴり怒っていた。

耳をそばだてて聞いていると、
どうやら子供の漢字テストの結果が悪かったらしい。

それで、車内でおさらいをしているのだが・・・

「どうしてこんな簡単な漢字がわからないの?」

「点を忘れるなんて、どうしてそんなミスするの?
ちゃんと終わった後に、見直してる?」

「先生の話、いつもちゃんと聞いてる?
ただボケーッと聞いててもダメなのよ!」

「漢字の練習してる時だって、ボーッと書いてちゃダメよ。
覚えようという気持ちで書かないと!」

「塾だって、タダじゃないのよ!高いお金出してるんだから
ちゃんと勉強してくれないと!」

「お母さんは、あなたのためを思って叱ってるのよ!」

うーむ。なんだか懐かしいなぁ。
私もよくこんな風に母にお説教されたっけ。

そのお母さんが言うセリフ1つ1つに
なんだかノスタルジーを感じてしまった。

それにしても、親のお説教って、
大人になった今、思い返してみると、

「本当にその通りです」

と、言いたくなることばかりなんだよね。

今なら心に響くけど、当時はちょっと上の空で聞いていたこともある。
ダメな子供だったなぁ・・・(今でもか!?)

コメント

マンモ.ス
2010年2月3日17:31

どこの家庭も同じですね。私も同じせりふで育ち、今まさに同じセリフを子どもたちに浴びせかけています。大人になったら絶対子どもに「勉強しろ」とは言わないと誓ったはずなんですがね~

yasai
2010年2月3日18:55

僕の母は「漢字?書けんでも良いよ、覚えても戦争、負けたし、英語でもヤットキナ。私は出来んけど」と 戦後の冬の寒い道で言いました。靴下を買って欲しかったけど、母がお金が無いのを知っていたので言いだせ無かったです、あれは50年は前の話です。その時の母の向こう気の強さに死んだ今でも助けられてます。

言いすぎだったらゴメンナサイ

chiaki
2010年2月4日10:04

◆まんもす様◆

まんもすさんも同じようなお説教を聞いて育ったのですね(^^;
私には子供はいないのですが、いたら、きっと、母ゆずりのお説教を
ビシビシとかましていたと思います。
だって、やっぱり、お説教の内容って正しい事が多いですものね。

学校の先生が口うるさく言っていたことも、今では
「その通りだよなぁ」と思うことが多いです。
でも、子供の頃には、怖さばかりが先にたって、
お説教の内容まで染み渡らないんですよね・・・

◆yasai様◆

謝ることなんて全然ないですよ!
とてもいいお話を聞かせてもらいました。

漢字を覚えるのも大切ですが、こうして国際的な世の中になった今、
英語ができることも、とても大切ですね。

そして、母の教えというのは、人それぞれですが、
やっぱり心の支えになったり、生きる道しるべになって
いたりしますね。

寒い冬に靴下を買って、とねだらない、子供心が
いじらしく思いました・・・

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2010年2月8日14:51

 いや、このおかーさんの叱り方、うちの母ともそっくりですが、はっきり言って失策です。これ、今の児童心理学とか指導法の本だったら、「ぜったいやめときなさい」見本セリフ集。みたいなやつです……★(子どもの「やる気」を殺ぐだけだと思うんですね★)

 このお母さん、「あなたのためを思って」叱っているわけではなくて、@「自分の苦労」のストレスを子どもに押しつけてる、だけです。動機は自己愛であって、子どもへの愛ではないですね……★

 yasai先生のおかあさんのような「言葉かけ」が、真の意味での「教育者」だと思います☆

chiaki
2010年2月9日8:46

◆桐木りす様◆

しかも、このお母さん、電車の中で叱ってるわけで、
子供にしてみたら、よその人がたくさんいる中で
叱られてるって、とってもイヤーな感じだろうなーと思うわけですよ。

子供の頃、私の母も同じように私を叱りました。
当時は、若くて血がたぎってるので、冷静に叱る(説教する)
ということができなかった時もあったようです。

最近になって、

「お母さんのこと怖かった?」

なんて聞いてきたりします(^^;

電車内のお母さんも、きっと、頭に血がのぼっちゃってたんでしょうねー。

でも、叱られていたその子供は、案外ケロリとしてました。
怒られ慣れてるのか、お説教が全く心に響かないタイプなのか・・・

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2010年2月10日14:12

>でも、叱られていたその子供は、案外ケロリとしてました。

 それはますます意味がない……★
 子どもは完全に、オヤに対する期待とか信頼感を、失っちゃってるじゃないですか……★(私もそうでしたが。)

 オヤの人間性のクダラナサを見切っちゃった子どもって、未来に夢が持てなくなっちゃうんですよ~……☆

 いつも思うんですが。
 義務教育で、

 小学校では妊娠の仕組みとジェンダー問題を、
 中学校では出産の知識と、避妊のやりかたを、
 高校では子育ての実務と、「発達心理学」などの「子育て」教育を……

 カリキュラムに、入れておくべきですよね!!!!

chiaki
2010年2月12日9:22

◆桐木りす様◆

子供って、あんまり叱られてばかりだと、「またか~」なんて
心に響かなくなっちゃうみたいですね。

でも、それはそれで、「自分はこういう大人にならないぞ」って
反面教師にして、本人はお手本になるような大人になってくれると
良いですね。

性について話すのは、なんとなくタブー視されていましたが、
きちんと教えるのが大人の義務ですね。
方程式や文法だけが教育ではないし、大人になったら必要なことを
知識として入れておくのは、必要なことでしょうね。

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