授業で習ったから、タイトルと作者名は知っていても、
実際に読んだことがない本ってたくさんある。

そのうちの1つが小林多喜二の「蟹工船」。
ちょっと前(今も?)に「再ブーム」とか言われてたし、
映画にもなったので、ちょっと気になって読んでみた。

いやぁ・・・すごい世界だわ。
昭和初期の蟹工船って、本当にこんな風に
虐使が行われてたの??
蟹工船だけでなく、北海道の開拓も、結構ひどい扱いを
受けてたみたいで、とてもショック。

さらにショックだったのは、作者、小林多喜二さんが
拷問されて亡くなったということ。
ひどい拷問で、全身が異常に腫れ上がっていたそうだ。
共産主義に傾倒しているからって、何も拷問かけなくても・・・

でも当時はそういう時代だったんだね。

昔の人のたくさんの苦労と哀しみで、今の日本が
出来上がっているんだなぁ・・・としみじみ実感。

不景気だっていわれてるけど、毎日ご飯が食べられて、
住むところがあって、清潔な寝具で寝られることに感謝しよう。

コメント

みさと
2009年10月5日16:03

本屋さんで何度か手にとって読んでみようか迷ったことがありますが
まだ読んだ事ありません。興味はあるんですけど。
映画化も確か、けっこう最近の話ですよね。

それにしても作者さん、拷問で亡くなられてたのですかぁ…。
知りませんでしたし、確かにショックですよね。
私はそういった歴史に詳しくはないですが、
昔は色んな差別もあったりなど、この日本でも哀しい歴史が
沢山があったんですよね。そして今のこの時代があるのですよね。
うんうん!感謝しなくては。

sasuke
sasuke
2009年10月5日18:45

興味がある本ですね!!映画のほうが見たいな!

昔の差別化とか・・・悲しいですよね!
ホント、今に生まれてよかったと思います・・・・。

chiaki
2009年10月6日10:11

**みさと様**
私は買うほど読みたいわけではなかったので
図書館で借りました。
歴史書だけでなくても、小説で当時の時代背景とか
知ることができますね。
映画は今年の7月頃上映していたようですが、
CMとか宣伝を大々的にやってましたっけ・・・???<私知らなかったのです。

政府と考え方が違うから拷問にかけるって、
恐ろしい時代だったんですね。
警察や軍も、労働者の味方になってくれないし、
一般の人はとても弱い立場だったと思います。

つくづく、今の時代に生を受けたことに感謝しなければ、
と思います。

**sasuke様**
映画は、監督によると原作とは違った作品だそうですが、
基本は同じだと思います。
私は原作を読んで、ちょっとショックだったので
映像化した作品は見たくないのが本音です。
まぁ、映画ではショッキングなシーンもオブラートに
包んでくれるのでしょうけど。

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