A案・B案

2006年11月6日
最近、この日記に会社のおばさんの話を書いてないけど、
決しておばさんがいい人になったとか、会社をやめたとか、
そういうことではない。

彼女はまだ健在だ。元気すぎるくらい元気だ。
今日は濃い紫地に薄い紫と赤の花模様を散らしたブラウスに、
茶色のチェックのスカートをはいてきた。
ものすごいセンスだと思うが、もはやそんなことは
どうでも良いのだ。本人が似合ってると思うなら
何を着たって良いではないか。

先月中旬頃、ある仕事の処理で、私とおばさんは話し合った。
A案、B案があり、私はB案が良いと思ったが、おばさんが
強くA案を支持するので、私は素直に折れた。
やっぱりこういうのって年功序列だと思うし。
でも、後日になっておばさんが真逆のことを言い出しかねないと
思って、私はメモにこう残しておいた。

「10/20、○○さんよりA案の指示あり」と。

今日になって、おばさんはその仕事の処理について
「なんでB案でやらないの?」と言い出してきた。
ほらほら、来たぞ〜。やっぱり私の読みは正しかった。

私はメモを取り出して、「先月、A案にするようにって
○○さんから指示もらってますよ?」と言った。
普通なら、そこで、
「そうだったね。じゃぁA案で行きましょう」と言うか、
「そうだっけ?ゴメン!やっぱりB案にしてくれる?」
と言うか、どちらかだと思う。

でも、おばさんはやっぱり一味違った。

「でもB案の方がやりやすくない!?」

・・・え、いや、だって、あなたが先月強く強〜く
A案で行こうっておっしゃったから、私はそのように
したんですけど・・・

「でもB案の方がやりやすいじゃない」

そしておばさんはB案の良さを熱く語り始めた。

だから私が最初からB案にしようって言ったんじゃないか!!
と、叫びたいのをこらえて、
「じゃ、B案でやり直します」と答えてやったが、多分、
怒りのために語尾は震えていたと思う。

メモ取ってても意味なかったなぁ。
今度からビデオで撮っておくか。
でも、それも意味ないんだろうな。

結局、泣く子と年寄りには勝てないんだ。

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