先週、社長は高校一年生の息子さんと2人で旅行に出かけた。
社長は今奥さんと別居していて、子供とはしょっちゅう会えない。

この夏休みの旅行は父と息子がゆっくり語り合える、
大事なイベントである・・・とおばさんは考えている。

社長が高校生くらいの頃から知っているおばさんは、
もはや社長のことは自分の息子、その息子は自分の孫、
くらいに思っているようだ。

旅行から帰ってきた社長におばさんは

「2人でゆっくり将来のことを話し合えましたか?」
「息子さんは将来何になるんですか?」
「男の子はちゃんとした職業につかなきゃダメですよ。
弁護士なんかいいんじゃないですか?」
「大学はどこに決めたんですか?」

などと、プライベートに突っ込んで、社長に苦笑されていた。

「今、難しい年頃だからね、あんまり期待をかけすぎて、
逆に反抗を強くされてもね。僕は息子が元気で毎日を
楽しく過ごしてくれれば、いいと思ってるんですよ。」

そう社長は答え、私もそれがいいと小さくうなづいた。

するとおばさんは

「ダメですよ!そんなんじゃ!男の子はやがて結婚して
家庭を持って、子供を育て一家を養っていくんです!
ちゃんとした大学、ちゃんとした企業に勤められるよう
手をひいてあげないとダメですよ!!」

・・・人んちの事に、なぜそんなに熱くなる?

それに、いい大学を出て、いい企業に勤め、結婚し、
子供を持つ、というのが全人類の幸せってわけじゃないだろう?

コメント

キョーコ
2006年8月8日10:47

>いい大学を出て、いい企業に勤め、結婚し、子供を持つ
義父母は旦那様にこの考えを押し付けて、
旦那様は若きころ反抗して一時期音信不通でいたらしいです(汗)
両親と3年連絡取らなかったとか。
それはそれは、すさまじい勢いで義父母は旦那様を探したそうです。
あとからその話を聞きましたが、
義母は狂ったように息子を探したらしいです。

親が道しるべを作って当たり前、というのは、
何か間違いのような気がしますよね(笑)
しかも、おばさんの場合…結局は他人ですしねー^^;
何でも口を出したいのは分かるけれど、
そこまで言うのって…どうしても義母と重なります(笑)
幸せって、人それぞれですよね!

chiaki
chiaki
2006年8月10日20:27

全部がそうとは言わないけれど、昔タイプの人は
やはりそういうのが「人の幸せ」って思い込んで
いるんでしょうかね?
「幸せ」なんて誰かが決めるものではないのに。

義父母さんもそういうタイプなんですね〜。
日記を読んでると、いかにもそういうタイプって
感じはしてましたが(^^;

それにしても執念深く息子を探す義母さん・・・
顔は知らないけれど、何かこう鬼気迫る表情や
行動が目に浮かぶようです・・・怖い。

chiaki
chiaki
2006年8月10日20:28

あ、すみません、上のコメントは
キョーコ様宛です。

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