お嬢さん

2006年4月11日
仕事を終えて家に帰ってきたら、夫が先に帰っていた。

「お帰りなさい、お嬢さん」
と言うので、何をふざけてんだろう?と思ったが、
単なる冗談だろうとスルーしておいた。
が、また続けて「お嬢さん」と言ってきた。

どうしたのかと思ったら・・・

今日は本当ならシマリスが入荷されることになっていたが、
木曜に延期になったとペットショップから電話があったらしい。
その電話に出たのが夫だったのだが、

「お嬢さんによろしくお伝えください」
と、言われたらしいのだ。

年齢が離れているから、私たちを実際に見た人が親子と
間違うことはたまにあるけど、声で間違える人はいない。
ペットショップに行ったのは私一人だったのだが、
私は相当子供に見られたのだろうか?
でも、車のキーを持ってたし、結婚指輪もはめてたし・・・
そんな細かいとこ見てないか・・・あ、でも、職場の電話番号を
教えてきたから、社会人であることはわかってるはず。

5時頃に家にいる男、だから、「おじいちゃん」と思ったのか?
でも夫の声は割りと高い方で、老け声ではない。

「どうせジジイですよっ!!」
夫はすっかり機嫌を損ねている。
木曜日にペットショップに行ったら訂正すべきだろうか。

「あの時、電話に出たのは父ではなくて夫です」て。

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