七五三

2005年11月15日
今日は七五三だ。
七五三といえば、7歳の時に「これが最後の七五三」と言われ、
これから一生、千歳飴を食べられないのだと悲しく思った
思い出がある。

大しておいしいものでもないのだが、大切に大切に食べ、
少しずつ小さくなる飴を見て、もう二度と食べられないのは
なぜなのだろうと思ったものだ。

それから何年かして、普通にお菓子屋さんで千歳飴が
手に入ることを知った時は非常に感動し、すぐに買い求めた。
けれど、大人になってから味わう千歳飴はただの甘い塊で、
こんなものにこだわっていた自分がおかしくなった。

子供の時は、簡単に手に入らないものが多く、食べ物だけでなく色んなものを大切にしていたと思う。

今はそんなこともほとんどなくなってしまった。
ちょっと寂しいと思う。

ところで、おばさんの孫(長女)は去年七五三を終えた。
「もう七五三はないんだよ」とおばさんが教えると、
子供時代の私のように、千歳飴はもう食べられないのかと
悲しんだそうだ。
そして、「七五三の次は八五三じゃないの?」と聞いたらしい。

なかなか面白いこと言うと思う。

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