笑うとこ間違えた。

2005年10月20日
おばさんが会社に来るなり
「面白い話があるのよっ!」と言ってきた。
彼女がこういう場合は大抵面白い話は聞けないが、
話を聞いて欲しい様子なので、一応興味のあるふりをして
耳を傾けてあげた。

おばさんは、昨日、形成外科に行ったらしい。
何でも「シワとり手術」をしたいらしいのだ。
それで見積もりというか、一体いくらくらいかかるのかとか、
どんな風にやるのかとか、聞きに行ったらしい。

「それでね、その手術は入院が必要で80万なんだってさ」

そしておばさんは、涙が出るほど大笑いし始めた。

「80万だって。80万!!いやーおっどろいたわね!」

一体何がどう面白いのかわからず困ってしまった。
思ったより高いのが面白いのか?
でも、それって別にオチじゃないしなぁ・・・

と思ってると、さらに続けておばさんが
「でもさ、その医者ひどいから、○○さんに必要なのは
シワ取り手術じゃなくて、たるんだまぶたの手術ですって!」

これには私は大ウケしてしまった。
おばさんのまぶたはここ2,3年で引力に逆らえず、
たるんで下がっているのだ。
年を取るとどうしてもそうなるのだが、おばさんのは
結構目立つので、いつも「ぐいっと引き上げたい」衝動に
かられている。

ひとしきり笑った後、おばさんを見ると・・・笑ってない!!
ここは笑いどころじゃなかったようだ。マズイ!!

「あんただってねぇ、年を取ればこうなるのよ!」

ハイ、もっともです。
今回は私が全面的に悪いです。
いつかは私も通る道。
老いを笑うものは老いに泣く、と肝に銘じよう。

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