姑って怖い。

2005年9月22日
会社のおばさんの二人の孫は背が高くて、割とスリムだ。
写真でしか見たことがないが、スリムといっても、
病的にやせているわけではなく、無駄な贅肉がひとかけらもなく
きりっと引き締まっている感じだ。
顔色も肌つやもいいし、「やせてて心配」とは思えない。

しかし、姑というのは怖いものだ。

「うちの孫ってちょっとやせすぎてない?
嫁がちゃんとご飯を食べさせてないんじゃないかしら?」

と、真顔で言うのだ。

童話に出てくる意地悪な継母じゃあるまいし、
そんなわけないじゃないですか。
と、私が思いっきり呆れて言うと、

「でも、うちの嫁はしっかりものだからね。
ご飯を残すのはダメだからって、最初はほんのちょびっとしか
おかずを出さないんだよ。それでもっと欲しかったらおかわり、
という方法でやってるんだけどね、孫たちは遠慮して、
おかわりが言えないんじゃないかと心配でね・・・」

それ、本気で言ってます?それとも冗談?

「あの家じゃ、すき焼きなんか食べないのかもしれないね」

え?すき焼き?

「嫁は良く言えばしっかり者だけど、悪く言えばケチだからね。
毎日の食卓も相当質素にしてるらしいんだよ・・・」

おばさんはこの部分だけ声をひそめて話していたが、
事務所には私しかいないのに、なぜ声をひそめる必要が
あるのか。それは誰にもわからない。

「だから魚とか肉とかデパートで買って、送ってやろうと
思ってるんだよ。孫達にはいい物を食べさせてやりたいからね」

うーん。それはいいことなのか、悪いことなのか。
私には姑がいないからわからないが、肉や魚を送ってくれたら
家計が助かって嬉しいなぁとは思うものの、姑の意図に
気づいたら、相当むかっ腹が立つんじゃないかと思う。

それから敬老の日に現金ではなくお菓子を贈ってきたことにも
文句を言っていた。
あぁ、姑って恐ろしい。

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