値引きシール
2005年5月4日近くの大型スーパーに買い物に行った。
レジで清算しようとしたら、レジ係に
「値引きシールはお持ちじゃないですか?」と聞かれた。
ふと見ると、みんな手に手にシールを持っている。
10円だか20円だかを値引きしてくれるシールらしいが、
私は持ってなかったので、「ありません」と答えた。
どうやら、入り口のところで店員が配っていたらしいのだが、
私は小さな横の入り口から入ったため、その現場に
居合わせる事ができなかったのだ。
親切な小太りのレジ係は
「今から行ってもらってきたらいかがですか?」と言うが、
長い行列に並んで、ようやく自分の番が来たと言うのに、
10円、20円安くするためだけにシールをもらいに行き、
またイチから並びなおすのはめんどくさい。
これが10%引きというのなら心は動くが、たかが10円、
20円の世界じゃないか。
「結構ですから清算してください」
と言うのに、親切なレジ係は尚も言う。
「でもー、せっかくですからもらってきた方がいいですよ」
「いや、ホント、いいですから」
「でもー、値引きになりますよ。」
私たちのやり取りを後ろに並んでいる人達が
じぃっと見ているのがわかる。
彼らも長い行列を待っているのだ。
何をもめてるんだ、早くしろ、という無言の視線を
痛いほど感じて、
「めんどくさいから、ホントいいです」
と、半ば叩きつけるように言うと、レジ係はしぶしぶと
引き下がり、「でも」と口ごもりながら、ようやく
清算に取り掛かってくれた。
「めんどくさい」という理由で値引きシールを
もらいに行かないのは、主婦としてあるまじき姿かもしれないが
あの時はもうヤケクソだったのだ。
後から考えたら、別に急いでいたわけじゃないんだから、
シールをもらいにいって、10円でも安くしてもらえば
良かったのではないだろうか。
・・・と、後でくよくよ考える自分が情けない。
最初は「たかが10円、20円安くしてもらったって!」
と思っていたくせに。
あー。今度はちゃんと値引きシールをもらいに行こう。
レジで清算しようとしたら、レジ係に
「値引きシールはお持ちじゃないですか?」と聞かれた。
ふと見ると、みんな手に手にシールを持っている。
10円だか20円だかを値引きしてくれるシールらしいが、
私は持ってなかったので、「ありません」と答えた。
どうやら、入り口のところで店員が配っていたらしいのだが、
私は小さな横の入り口から入ったため、その現場に
居合わせる事ができなかったのだ。
親切な小太りのレジ係は
「今から行ってもらってきたらいかがですか?」と言うが、
長い行列に並んで、ようやく自分の番が来たと言うのに、
10円、20円安くするためだけにシールをもらいに行き、
またイチから並びなおすのはめんどくさい。
これが10%引きというのなら心は動くが、たかが10円、
20円の世界じゃないか。
「結構ですから清算してください」
と言うのに、親切なレジ係は尚も言う。
「でもー、せっかくですからもらってきた方がいいですよ」
「いや、ホント、いいですから」
「でもー、値引きになりますよ。」
私たちのやり取りを後ろに並んでいる人達が
じぃっと見ているのがわかる。
彼らも長い行列を待っているのだ。
何をもめてるんだ、早くしろ、という無言の視線を
痛いほど感じて、
「めんどくさいから、ホントいいです」
と、半ば叩きつけるように言うと、レジ係はしぶしぶと
引き下がり、「でも」と口ごもりながら、ようやく
清算に取り掛かってくれた。
「めんどくさい」という理由で値引きシールを
もらいに行かないのは、主婦としてあるまじき姿かもしれないが
あの時はもうヤケクソだったのだ。
後から考えたら、別に急いでいたわけじゃないんだから、
シールをもらいにいって、10円でも安くしてもらえば
良かったのではないだろうか。
・・・と、後でくよくよ考える自分が情けない。
最初は「たかが10円、20円安くしてもらったって!」
と思っていたくせに。
あー。今度はちゃんと値引きシールをもらいに行こう。
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