社長が韓国出張から帰ってきた。
お土産は海苔かキムチかとわくわくしていたら、
伝統宮中茶菓というのを出された。
何でも韓国で今話題沸騰中のお菓子らしい。
名前はよくわからないけど、飴を細い糸のようにして、
きな粉とピーナツとゴマをあわせた五菓宝(ごかぼう)
のような物体を繭玉のように包んでいる。
見た目は本当に繭玉で、中に蚕が潜んでいそうだ。
凍らせて食べるとおいしいそうなので冷凍庫へいれ、
3時のおやつに食べてみた。
口に入れるとサクッとした食感で、甘さ控えめで、
なかなかおいしい・・・むっ、ぐっ・・・?

サクサクと咀嚼していた歯の動きが止まる。
そのお菓子は噛んでいくうちに飴の本来の特徴が出てきて、
ひどくねっとりとした食感になる。
銀歯が取れてしまいそうなくらいの粘着度だ。
苦労して咀嚼して飲み下した。

私「・・・食べにくいですね」
おばさん「入れ歯が取れちゃいそうよ」

でもせっかくなので、もう1個いただくことにした。
食べにくいけど味は決して悪くない。

ホント、繭玉に似てますよねー、と口に入れ、噛んだ瞬間、
ブホォッ!!!と咳き込んでしまった。
このお菓子は最初は粉っぽいので、口に入れてる時に
口で息を吸うと粉が気管に入ってムセてしまうのだ。
今日の私は点鼻薬を忘れて、鼻づまりがひどく、
口で息をするしかなかったので、こんな事態を招いたのだ。

口から大量の粉を噴出したので、私の机の上にあった
ホチキス、穴あけパンチ、電卓、はさみは
ことごとく白い粉をうっすらとかぶった、
雪化粧になってしまった・・・

ところで、このお菓子はハングル語と英語と日本語で
説明書きがしてあるのだが、日本語のはちょっと怪しい。
「ミツとムギュをしゅくいてつくりました」
って、一体何の事だろうか。

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