恩知らずめ。

2005年3月17日
昨日、大騒ぎしていた書類の件は、
私が朝の掃除の際に、社長の机の周囲を探したら、
数秒で見つかった。
まったくウチの社長は探し物がヘタだ。
自分のところにはない!という前提のもとで探すから、
表面しか見ないのだ。
どこにあったかといえば、社長の横にエアコンがあり、
その横に小さいテレビがあり、その横に社長が、
パンフレットや雑誌など当面読まないものを
積んでおく場所があるのだが、そこの上から2番目に
置いてあった。
ヤマト便のピンクの伝票が見えたので引っ張ってみたら、
見事、その書類だった、というわけだ。

これでおばさんの疑いは晴れた。
昨日休んでいたおばさんも、その話を聞いて、
犯人扱いされずに済み、ホッとして「ありがとう」と言った。

が、このバーサンは恩知らずな人だ。

午後になって、私が仕入れの金額を50万間違えていた事が
発覚した。305万なのに、350万と入力していたのだ。
社長に渡すだけの参考資料で、どこかに提出とか、
支払で間違ったとか、そういう重大な事ではないのだが、
オバサンは必要以上に騒ぎ立て
「ちょっと!アンタ!大変よ!50万も違うわよ!
どうするの!?」と一人で興奮していた。

・・・どうするって、直せばいいだけでしょ?

「怒るわよー、社長はきっと怒るわよー」
って、そういう言い方はないんじゃない?いい大人が。
しかもニヤニヤしながら。
これって私が怒られる事が楽しくてしょうがないって、
感じが丸出しだ。

でも、機嫌が悪かったら怒るかもしれない・・・
私はオドオドしながら社長に訂正した資料を渡した。

でも、社長は「うん、いいよ」といって普通に受け取った。
するとオバサンは、
「50万も違ってたんですよ。パーセンテージが
ずいぶん変わってしまったんじゃないですか?
低くなったから良かったかもしれないけど・・ねぇ?」
と、社長をあおるような事を言い出したのだ。

「うん、別にいいよ。資料だから。」

社長はあっさりと受け取って席へ戻ってしまった。
あー、良かった。ホッとした。

後に残されたオバサンは、悔しくてしょうがない、
といった表情で、
「50万も違ってたら、率もずいぶん変わるわよねぇ」
と、いつまでもブツブツと独り言を言っていた。

ホント、性格悪いな。こいつ。

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