若くないんだなぁ

2005年2月19日
本当は「生きながら火に焼かれて」を読みたいのだけど、
先に買った5冊をまだ読み終えてないので、
やっぱり順番に読もうと、今日から「リアル鬼ごっこ」を
読み始めた。
作者は山田悠介さん。
若い世代を熱狂させたベストセラーだそうだ。
自分も一応「若い世代」と思うし、「ベストセラー」
の言葉には惹かれるものがある。

でも、どうやら私は若い世代ではなかったようだ。
正直、あんまり面白くない。
奇抜な発想はいいんだけど、とにかく展開が早くて、
マンガとか映画をそのまま文章にしたみたいなのだ。
私は小説にはスピードよりも、言葉や文章の味わいを
求めているので、こういうスピーディーな展開の小説は苦手だ。
それに、1つの文章が短いのも苦手だ。
途中句読点を挟みながら、3行4行つながっていくような
長い文章が好きなので、ブツブツ切れると、何かこう、
箇条書きにされたものを読んでる気分になるのだ。
でも、こういうのが若い世代で圧倒的な支持を受けている、
というのなら、私はもはや「若い世代」ではないのだろう。

この前読んだ、女子大生がひなびた温泉地で
いけにえにされそうになる、という小説も(タイトル忘れた)
こんな感じだったっけ。

展開としては先が気になるので、一応最後まで読むけど、
多分、1回読んだら2度と読まないだろうなぁ・・・

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