たまには食べたい
2004年11月15日よく見る夢といえば食べる事に関する夢だ。
買い物をして食料を選んでいる夢、ケーキ屋さんで
あれもこれもと選んでいる夢、レストランでオーダーして、
食事がくるのを待っている夢。
こういった類の夢を頻繁に見ることから、
私がいかに食欲の権化であるか、わかるというものだ。
でも、夢の中で食事をしたことは、まだ一度もない。
食べようとするとタイミングよく目覚ましが鳴ったり、
夢の中でも何かしら邪魔が入り、食べる事ができないのだ。
今朝方の夢もそうだった。
私は誰だかわからないけど友達4人とバイキングにきていた。
友達によると、そのバイキングレストランは、
すごく有名で、有名人もちょくちょく来ているらしい。
あたりを見回すと、芸能人の姿がチラホラ見えた。
「宗方コーチも来てるんだって。」
友達は声をひそめて言った。
夢の中のことなので、普通の人間にまじって
マンガのキャラクターが存在することを変だと思わない。
「へぇー、それじゃ相当おいしいんだねぇ」
私達はウキウキしながらトレイを持って、
料理が陳列されているテーブルに向かった。
しかし、そこに並べられた料理は、私があんまり
好きではないものばかりだった。
がっかりしながらも、「元を取らねば」という
いやしい根性が夢の中でも働いて、少しずつ料理を取った。
すると最後の方にきて、私の好きなものがようやく姿を見せた。
あれもこれもと、嬉々として皿に大量に盛り付ける。
最後に皮付きのポテトフライをどっさりとって、
席に戻ってきた。
「いただきまーす!」
友達と顔を見合わせ、にっこりとそう言ったところで、
まるで誰かの陰謀のように目覚ましが鳴った。
それでも目覚めた瞬間はまだ寝ぼけていて、
「皮付きポテト・・・」とぼんやり考えていたのがいじらしい。
今回はかなりリアルな夢だっただけに、
食べられなかった事が真剣にくやしい。
なぜ夢の中では食べる事ができないのだろう。
昔、ある怖いマンガでこういうのがあった。
主人公はいつも同じ夢を見ているのだが、
遠くに赤い線が見えるのが気になっていた。
しかし赤い線にたどり着く前に目覚めてしまい、
いつもそこに行く事ができないのだ。
ある日、ようやく主人公は線のところにやってきた。
しかし夢の番人という女性が
「そこを越えるとあなたは二度と目覚める事ができない」
と言う。
結局、主人公は誘惑に負けて線を越えてしまうのだけど、
もしかして、私にとっての赤い線は「食べる事」
なのかもしれない。
食べてしまうと、二度と目覚める事ができないのだ。
しかし、あのおいしそうな料理を前にしたら、
いかに夢の番人が引きとめても、食べてしまいそうだ。
買い物をして食料を選んでいる夢、ケーキ屋さんで
あれもこれもと選んでいる夢、レストランでオーダーして、
食事がくるのを待っている夢。
こういった類の夢を頻繁に見ることから、
私がいかに食欲の権化であるか、わかるというものだ。
でも、夢の中で食事をしたことは、まだ一度もない。
食べようとするとタイミングよく目覚ましが鳴ったり、
夢の中でも何かしら邪魔が入り、食べる事ができないのだ。
今朝方の夢もそうだった。
私は誰だかわからないけど友達4人とバイキングにきていた。
友達によると、そのバイキングレストランは、
すごく有名で、有名人もちょくちょく来ているらしい。
あたりを見回すと、芸能人の姿がチラホラ見えた。
「宗方コーチも来てるんだって。」
友達は声をひそめて言った。
夢の中のことなので、普通の人間にまじって
マンガのキャラクターが存在することを変だと思わない。
「へぇー、それじゃ相当おいしいんだねぇ」
私達はウキウキしながらトレイを持って、
料理が陳列されているテーブルに向かった。
しかし、そこに並べられた料理は、私があんまり
好きではないものばかりだった。
がっかりしながらも、「元を取らねば」という
いやしい根性が夢の中でも働いて、少しずつ料理を取った。
すると最後の方にきて、私の好きなものがようやく姿を見せた。
あれもこれもと、嬉々として皿に大量に盛り付ける。
最後に皮付きのポテトフライをどっさりとって、
席に戻ってきた。
「いただきまーす!」
友達と顔を見合わせ、にっこりとそう言ったところで、
まるで誰かの陰謀のように目覚ましが鳴った。
それでも目覚めた瞬間はまだ寝ぼけていて、
「皮付きポテト・・・」とぼんやり考えていたのがいじらしい。
今回はかなりリアルな夢だっただけに、
食べられなかった事が真剣にくやしい。
なぜ夢の中では食べる事ができないのだろう。
昔、ある怖いマンガでこういうのがあった。
主人公はいつも同じ夢を見ているのだが、
遠くに赤い線が見えるのが気になっていた。
しかし赤い線にたどり着く前に目覚めてしまい、
いつもそこに行く事ができないのだ。
ある日、ようやく主人公は線のところにやってきた。
しかし夢の番人という女性が
「そこを越えるとあなたは二度と目覚める事ができない」
と言う。
結局、主人公は誘惑に負けて線を越えてしまうのだけど、
もしかして、私にとっての赤い線は「食べる事」
なのかもしれない。
食べてしまうと、二度と目覚める事ができないのだ。
しかし、あのおいしそうな料理を前にしたら、
いかに夢の番人が引きとめても、食べてしまいそうだ。
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