怖い・・・

2004年10月1日
うちの会社が入ってるビルはボロい。
給湯室が各フロアにあるけれど、お湯が出ないのだ。
瞬間湯沸かし器という文明の利器もついていない。
真冬でも湯飲みや布巾を洗うのは水だ。
こんな贅沢な時代に、手にあかぎれができたりするのは、
この、水しか出ない給湯室のせいだと思う。
でも、給湯と名がつく以上、「湯」は出なければならない。
そこに鎮座ましますのは、熱湯しか出ない機械だ。
正式名称はわからないけど、いつもボワボワと音を立てて、
いかにも「私、沸騰中です」といった風情だ。
形はスープとかを作るずんどうに良く似ている。
横腹に「熱湯注意!」「やけど注意!」といった
シールや印刷が施してあり、近寄りがたい雰囲気。
そのずんどうからホースが伸びていて、蛇口をひねると
熱湯が出る仕組みなのだが、本当にただの熱湯だ。
これで湯飲みなんか洗ったら、手の皮が余裕でむける。
しかもこの熱湯、チョロチョロとしか出ないので、
例えばバケツにためて、水で薄めて使うといった、
ワザも使いづらい。
ひたすらたまるのを待っていたりすると、
他の会社の人が給湯室を使えなくなってしまうのだ。

まぁ、でも、たくさん洗いものがあるわけじゃなし、
ゴム手をすれば水仕事もなんとかなる。

問題はそのずんどう給湯機が壊れているような気がすることだ。

ボワボワいう音の合間合間に、ボヒッとか、ドゴッとか、
何かが内部で爆発しているような音がする。
さらに下部からは常に水が漏れ出している。
3日に1回くらいは上からも水が漏れている。
下部からの水漏れはじわじわ系だが、
上部からのはマグマがあふれているような感じだ。

管理人さんに話してみたけれど
「あー、下からの水は問題ないね」
と言っただけだった。
ってことは上からのは問題があるんじゃないのか?

洗い物をしている時に爆発音が続けざまに聞こえると、
本当に怖い。
本気の爆発が起こったら、ずんどうから20センチと
離れていない私の顔は見るも無残に焼け爛れるはずだ。

というわけで、毎日命がけで洗い物をしている。
この更新が途絶えたら、私はずんどう給湯器に
やられたと思ってほしい。

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