何を見ても思い出す

2004年8月31日
ペットを飼った事のない人にはわからないと思うけれど、家族同然に過ごしたペットの死は痛いほど悲しい。

にんじんやきゅうりを切りながら、いつものクセでタロウの分として薄くスライスして、そして気がつく。
そうだ。もういないんだよなぁ・・・。
そしてまた涙が出てくる。

携帯の待受はもちろんタロウで、画面を見るたびに涙がこみ上げてくる。
待受を変えようかと思ったけれど、タロウを封印してしまうようでできない。
会社のデスクにも2枚写真がおいてあり、目に付くと、仕事中でも目の奥がツンとしてくる。
でも、これもやっぱり片付けられない。

いつものクセで、ちょいちょいゲージがおいてある場所に行き、何もないのを見て、また泣いてしまう。

自分の体の一部をもぎとられたような気持ちだ。
胸の辺りが痛くて、重くて、たまらない。

昨日、ゲージを全部片付けた。
タロウの匂いがするモノを洗うのは勇気がいった。
人は時間が解決すると言うけれど、時間の経過でこの悲しみが薄らぐのも嫌な感じがする。
ずっとタロウの死を悼んでいたい。

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