霊界通信

2004年7月13日
先週、シマリスのケージの掃除中に右腕に5センチくらいのミミズバレを作った。
翌日、そのケガを見ると、近くに3センチくらいの小さな引っかき傷が増えていた。
つめで引っ掛けたかな?
そう思ったけど、翌日も、その翌日もじわじわと引っかき傷は増えていった。

いつの間にか増えた引っかき傷はすべて同じ向きで、ほぼ同じ大きさで、傷の度合いも同じ。
そして、最初のミミズバレを取り巻くように、ほぼ同じ場所に作られている。

私は原因を探った。

自分で気がつかないうちに引っかいてる?
夫がこっそりドメスティックバイオレンスしてる?
それにしちゃショボい傷だ。

もしや・・・これが・・・噂に聞く霊界からのメッセージ?

霊界からのメッセージとは、体に原因不明のミミズバレができ、それが「タスケテ」といった言葉に見えてくるのだ。
私はあわてて小さな引っかき傷の群れを見た。
角度によってはメッセージが読み取れるのではないだろうか。
しかし何も読み取る事はできなかった。

そんなことを考えながらの帰り道。
「いてっ」
私の右腕にスイっとひっかくような感触があった。
そこには新しい引っかき傷が1つ増えていた。
右側を見ると、生垣があった。
葉っぱのふちがギザギザしている生垣だ。

これか。これが犯人だったのか。
私は安堵して家路についた。
霊界からのメッセージじゃなくて本当に良かった・・・。

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