非を認めよう

2004年7月9日
オバサンが朝、会社に来るなり、
「昨日は興奮して眠れなかったわー」という。
何があったんですか?と聞くと、
「昨日の通帳騒ぎよ」との事。
確かに昨日の事はちょっとしたミラクルだったけど、眠れないほど興奮する出来事でもなかった。
まぁ、平凡で単調な生活に「感動と興奮」のスパイスを経験できたのはいいんじゃないかと思うけど。

「でも、昨日のは社長が悪いわよね」
とオバサンが憤慨して言った。
オバサンいわく、社長が「僕はここに通帳を置きました」とハッキリシッカリ断言して、自分のとこなんか探さないでくれれば、自分の方に100%非があると思えたのに・・・というのだ。
社長がなまじ自分のカバンやら机やらを探しているから、自分は悪くないと思ったというのだ。
そりゃ違うんじゃない?
オバサンだって「私は絶対見てません!」って、かなり強く断言してたから、社長も「もしかして・・・」と思って探していたのだ。私だって関係ないのに「もしかして?」と思って自分の引き出しを探したりした。

今回の事は誰が悪いという事はなく、偶然とタイミングが思わぬ結果を引き起こしたというだけだと思うんだけど、オバサンは「自分は絶対悪くない」というタイプなので、今回の事も、自分を正当化したくてしたくてたまらないのだ。
誰もオバサンを責めたりしていないのに。
バッカみたい。

自分の意見を通すのも大切なことだけど、たまには一歩ひいて、自分の非を認めたり、客観的に物事を見るようにしないといけないね。いい反面教師だよ。まったく。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索